年明けから新工場を稼働スタートさせた西川製作所(名古屋市)。旋盤・マシニング加工を得意とする部品メーカーだ。

• 　新たにマザック・インテグレックス導入 　２０１７年が明けて新工場が操業スタートした西川製作所(名古屋市港区)を訪問した。名刺には１００個までの旋盤マシニング加工、とある。
• 　「工作機械の部品加工がメイン。取引社数では、年間で３５社程度、常時では十数社で、ほとんどが愛知県内。被削材では、アルミ、ステンレスが増加してきており、丸モノよりも角モノの需要が高い」と仕事内容を端的に語ってくれる西川立実康社長。
• 　２０１６年は「勝ち」「負け」がはっきりしてきた年、と言い切る。営業専任は特に置いておらず、新規はＨＰを通じて毎週、問い合わせがあり、対応していくそうだ。
• 　「だが、売り上げアップには加工体制構築は不可避。旋盤、マシニングセンタ、複合加工機と取り揃えているが、新工場稼働に合わせ、新たにヤマザキマザックのインテグレックスを導入。私含め、現場は４人。バリ取りや検査、出荷に関わるスタッフ７人。計１１人で切り盛りしている」。
• 　平均１ロットが十数個、納期２週間～３週間が基本だそうだ。 ５月からベトナム人研修生受け入れへ
• 　「今年のひとつのポイントになるのが、当社初のベトナム人研修生受け入れ。５月から２人、入ってくる」。
• 　昨年、発足した中部部品加工協会(代表理事・村井正輝氏)の理事会社でもある。仕事は「点」ではなく、「面」で行う、そんな懐の深さも西川社長は感じさせてくれた。

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