東芝機械グループフェア「ナノ加工マシン」の実績に注目
- 納入実績積み上がる中国市場/スマートフォン、LED関連で貢献
- 5月17日から19日まで、沼津工場、御殿場工場を舞台に繰り広げられた東芝機械グループソリューションフェアに顔を出した。射出成型、ダイカストマシン、マシニングセンタなど実に多彩な内容を伴ったが、今回の紙面では、同社の最前線のひとつである「ナノ加工」について、紙面化した。
- 代表機種に挙げられるのは「UVMシリーズ」で、2008年にリリースされ、年間、平均で30台~50台の出荷をみる。国内ほか、この間、中国での納入が多数積み上がってきているそうで、台湾、韓国でも稼働実績が高い。
- 取材した担当の伊谷さんによれば「最近は同シリーズの700mmの5軸加工機に注力している。磨き工程を少しでも軽減していただければとの考えだ」と言う。
- 因みに4000mmはスマートフォン関連の金型やLED関連の仕上げ、700mmは自動車用のヘッドランプ用金型など大型のワークの加工に活用されているようだ。