日新ダイヤモンドが10月1日付でマイクロ・ダイヤモンドの事業承継。世界唯一の極小径単結晶ダイヤモンド製造メーカーの「顔」も

株式会社 日新ダイヤモンド

オーエスジーグループの日新ダイヤモンドは、10月1日付でマイクロ・ダイヤモンドの事業を承継する。同社は独自の技術で、世界唯一の極小径の単結晶ボールエンドミルを製造できるメーカーと言われており、事業承継によって、日新ダイヤモンドのサプライヤー業務の幅がさらに広がりを見せていく。
 だが、ニュース性はこれだけに留まらない。
 ダイヤモンド市場におけるオーエスジーグループの立場は、7月12日付でオーエスジーグループとなったオランダのPrecision Tools Holding B.V.と日新ダイヤモンドとの協業によって、微細精密加工分野の開拓の、さらなる前進が期待できるという、新たな展望も拓けてきた。
 広報担当者は「電子関係の精密金型、医療系の金型分野に進出する大きな力を得ることができると考えている」と語った。