ダイヤモンドロータリードレッサ「Optimard」など
JIMTOFで好評得た新製品中心に訴求
CBマスター
Grinding Technology Japan(GTJ)開催が迫るなか、アライドマテリアルの吉岡営業企画部長を訪問し、その見どころを取材した。
◆
トレンドとして、半導体や自動車に関連する軸受け分野の需要の高さを指摘しつつ「弊社に即せばベアリング加工用のロータリドレッサー関連が好調に推移している」と言う。
GTJでは、JIMTOFでも好反応を得た新製品を中心に訴求していくそうで、取材では3点、触れてもらった。
真っ先に言及されたのがダイヤモンドロータリードレッサ「Optimard(オプティマード)」。
「JIMTOFでも目玉に据えた新製品で、切れ味重視タイプのスピッツと寿命重視タイプのスタークをラインアップ。来場者に現物を提示しながら、ニーズの把握に努められれば」と期待する。
ふたつ目は、SiC、タンタルと言った新素材加工向けのホイールで、製品名はナノメイトセルファイド。
「いわゆるパワー半導体用材料にフォーカスした新製品。加工コストの低減にも寄与していく」。
最後に指摘されたのが難削材加工用の電着用砥石「CBマスター」。
「ずばり、航空機産業にターゲットを絞っている。コロナ禍で最も打撃を受けた産業だが、ようやくテスト加工で活発化してきた。今後に期待している」。
ブースで、興味、関心が生まれれば、CSC(カスタマーソリューションセンター)へ足を運ぶことをお勧めする。