ロータリードレッサのアピールに注力するアライドマテリアル。代表製品では「Optimard」
フルートマスター
牧野フライス精機、ZOLLER Japanとの3社合同オンラインセミナー開催前にアライドマテリアルを訪問した。
6月1日付で着任した吉田泰営業企画部長は「商品アイテムでは、今期に入ってからも、引き続き、ロータリードレッサのアピールに注力している」とのこと。
代表的な製品で名指しされたのがOptimardシリーズ。
「JIMTOF2022、Grinding Technology Japan 2023(GTJ2023)の両展示会でも好評を得た新製品で、切れ味重視対応のシュピッツと寿命重視タイプのスタークをラインナップしている。トレンドではあるが、ドレス抵抗を下げて、長寿命を図ろうとするニーズが高い」。
3月に開催されたGTJでは、産業機械、軸受け、工具の各分野からの相談事を数多く頂いたようで「営業訪問依頼も目立った」そうだ。
「今期に入っての景況は『悪くはないが、良くもない』という、判断のつきかねる状況。一般的に上半期は『厳しい』と言われているが、総じて自動車関連の動きの停滞が影響していると思う」。
このほか受注、成約への注力商品では、耐熱合金素材研削加工用電着ホイール「CBマスター」、ラウンドツール研削加工用メタルボンドホイール「フルートマスター」も挙げられた。