HRC50以上の高硬度材各向けにタンガロイが提案する新製品「ドゥーフィード」
- タンガロイは、超高送りカッタ「DoFeed」(ドゥーフィード)高硬度材加工用MHブレーカの販売を開始した。
- MHブレーカは、特にHRC50以上の高硬度材の掘り込み加工をターゲットに新開発された。
- 切れ刃のチッピングや欠損が起こりやすく、工具寿命が安定しにくいという問題がある高硬度材加工だが、MHブレーカは、主切れ刃に緩やかなR形状を採用し、食いつき時の衝撃を緩和することに成功している。
- また、すくい角を従来よりもネガにすることで、切れ刃の剛性を向上させている。
- 材種には耐欠損性に優れる高Al含有のAlTiN系多層膜と耐摩耗性に優れる専用母材を組み合わせたAH8015とAH8005を採用している。
- 初年度6千万円の販売を見込む。