タンガロイ西部特約店会総会。今期の売り上げは14%アップ目指す
メーカー方針を説明する木下社長
- 西部タンガロイ特約店会総会が4月23日、神戸市内のホテルで開催された。
- 冒頭、阪本正孝会長は「工作機械のみならず、3Dプリンタの需要も高まってきた。今の切削工具の需要は高いが、では、5年先、10年先はどうか。新商材、加工方法の探求含め、営業マンの活動の在り方を突き詰めていきたい」と挨拶。賛助会員を代表したNaITОの坂井俊司社長は「半導体や建機が好調だが、今の時期は新しいことにチャレンジしていくことが大切」と語った。
- 優良特約店表彰では、拡販賞(新製品販売で著しい成果のあった特約店)、優秀賞(販売の伸びが大きい特約店)、最優秀賞(増加額が最大の特約店)に分けられ、それぞれ木下社長から記念品と感謝状が贈られた。
- メーカー代表挨拶で木下聡社長は「昨年の当社は、業界平均の伸び5%を上回る10%。特に海外はアジア、欧州を中心に18%と大きく前進した」と躍進の概略を説明。売り上げでは、昨年、新記録を達成したそうだ。
- 「ソリッドエンドミル、365アイテムを昨年11月に投入し、L/D、小径等、性能面で差別化。6年ぶりの出展となったインターモールド(大阪)で、新しい顧客をつかみ始めている。また、ものづくり大賞・奨励賞、日本機械工具工業会の技術功績賞、テレビ・知られざるガリバーへの出演など、技術面でも注目を浴びた」といった、技術のタンガロイの側面を強調した。
- 2018年方針については「今期の売り上げは、国内11%アップ、海外は19%アップ、トータルで14%アップを目指す。売り上げに占める新製品比率を上げていくのは言うまでもない」。
インターモールド大阪で出展製品をアピールする大成支店長(右)とスタッフ
金型メーカーへの提案として注目されたソリッドエンドミル
西部タンガロイ会であいさつする坂本会長
西部タンガロイ特約店会の様子
優秀な成績を収めた特約店代表を表彰