マルヨシ展示会後のアフターフォローで潜在需要の開拓を想定するライノス
オリジナル製品軸に拡販へ

株式会社ライノス

株式会社ライノス

JIMTOFを再現したラインアップにこだわった

ライノスのブースでアテンドしていた涌井営業スタッフを訪ね、来場の手応えや近況について、取材した。

 ブースを訪ねると、工程集約型のボトムドリルリーマーや複雑形状で奥まった個所へのバリ取りに適したボールポイント超硬バリ取りカッターといった、昨秋のJIMTOFで初披露したオリジナル製品が目に飛び込んできた。
 「ずばり、JIMTOFに足を運べなかったユーザーの方への提案を意識した。リピーターはもちろん、新規の方にもお越しいただいて感謝している。コロナ禍で仕入れの難しさにも一時は直面したが、今では入荷の状況はかなり改善されてきて、攻めの姿勢に転換していきたいと思う」。
 リリースから2年を経たハンドル付きWEBAカウンターシンクは今後の需要拡大に期待している。また、MEGAドリルリーマーは、再研・再コートの需要が高まっており、ミシガン・デバリングツールも安定的に出ていると言う。
 「2023年明けは市況の動きが鈍かった。自動車の不安定さの影響が大きいかと思うが、弊社の扱い商品は、他社との置き換えが難しいだけに、需要は確実にある。展示会後のアフターフォローで、潜在需要を開拓していきたい」。

手に取って現物を確認する来場者
手に取って現物を確認する来場者