北関東営業所新設した山勝商会。立地場所選定では「切削久具引き取りで至便な場所」を第一に。

株式会社山勝商会

株式会社山勝商会

北関東営業所外観

山勝商会は業務拡大に伴い、このほど北関東営業所を新設、7月3日から業務を開始した。
 山出谷武俊社長は「立地場所は『切削工具を引き取って頂くのに便利な場所』を第一に考えた。JR高崎駅から営業所まで約1・5キロ。車を利用すれば、およそ6分で、4車線からの出入りが可能。体制としては名古屋営業所メンバーだった大藪を所長代理に据え、新入社員を2人採用して、3人でスタートを切った。群馬はもとより、新潟、長野、埼玉も所管としている」と語る。
 駐車スペースは、お客様用に5台確保しているが、ニーズに対応しバイク便の活用も視野に入れている。
 「在庫における他社との差別化のポイントは、オーエスジーの全タップ、不二越のドリル、エンドミルを主体としたオリジナル工具を取り揃えていることだ」と言う。
 今回の北関東営業所開設で、営業所は東大阪、名古屋、福岡、4拠点を擁することになった。
 「大阪本社を入れて総勢60人体制。特に今年は全体で新入社員7人採用という、人との繋がりでは、予想以上のご縁を頂いた。業績は、コロナ禍による売り上げの伸び悩みはあったものの、逆に利益面では着実に伸長した。その原動力となったのが、弊社のオリジナル製品で、今では、販売対象の半数を占めるまでに拡大している」そうだ。
 今年は8年ぶりにメカトロテックに出展する計画で「アピールの中心となるのが、オリジナル工具の紹介」だそうだ。