Tスロットカッターのカスタム仕様を短納期で(松岡カッター製作所)
松岡カッター製作所では、短納期対応を「売り」にするTスロットカッターが目を引いた
- Tスロットカッターのカスタム仕様を短納期で‐会期中、松岡カッター製作所のメカトロテックブースから終始、投げかけられたアピールだ。
- 松岡克彦社長は「納期で差別化を追求した。鋸・カッター部分と取り付けの軸部分をロー付けすることで、無垢からの削り出しでは難しかったカスタム仕様の短納期化を実現。来場者からの手ごたえも感じた次第」と話す。
- 現在、その加工方法で特許申請しているそうだ。
- 「おかげさまで創業82年を迎えた。木工関係や樹脂、金属等幅広い業界向けに切削工具を、設計から製造まで、ワンストップで自社生産している」静岡の老舗。自社のアイディア製品からユーザー特殊対応の特注品まで、自在に対応できる強みを発揮する。
- ブース来場者については「東京の展示会と比べ、生産現場の方からの生の声を聞くことができ、今後の工具づくりのヒントに繋がった。たとえば、TスロットカッターのPCDバージョンに対して、工具の長寿命化の可能性についてご期待頂く場面があった」と言う。
松岡カッター製作所のブースを訪れる来場者