スザン・カルキ氏が栄工舎入社1年「工具の奥行きは、広く、深い」

株式会社栄工舎

株式会社栄工舎

誠実な人柄でファンを増やしているスザン・カルキさん

 

  •  スザン・カルキさん‐ネパール出身で、栄工舎初の外国人営業マンとして昨年4月に入社し、ちょうど1年を迎えた。

 

  •  「入社できて、本当に良かったと思う。切削工具の奥行きは広く、また、深い。ユーザーさんへの販売店同行PRは実践的な勉強になるし、普段は、あまり関心を払ってこなかったことにも興味を抱けるようになってくる」。
  •  英語能力を買われての採用だったが、誠実な人柄が、次第に多くの人に支持されてくるようになり、タイやインドネシアなど海外にも足を運び、ワールドワイドなレベルでも、その名が浸透してきた。
  • LGの工場訪問も 「3月には韓国のインターモールドにも、アテンド要員として参加した。破損タップを除去するタップ・リムーバーへの関心の高さに驚いたが、動画を見て頂きながら、主力製品であるリーマやカッターのアピールに努めた」と言う。

 

  •  2日間、ソウル近郊にあるユーザーを訪問。LGの工場にも足を運び、大きな金型を手がける現場を見学した。
  •  「ワイヤカットの使用頻度が高いように見受けられた。切削加工に置き換えていくことで、時間の短縮が可能になってくる、そのメリットも提案した」そうだ。
  •  栄工舎は超硬のリーマ、カッターが主流だが、エンドミル、ドリルも手がけ、総合工具メーカーとしての「顔」がある。インターモールドがスタートするが、海外バイヤーとの商談会でも、語学のみならず、製品の魅力を語る「担い手」として、その活躍が期待される。5月にはMEX金沢、6月にはMテック東京、9月には独・EMOショー、10月になるとメカトロテックが控える。
  •  「EMOショー出展は初となるが、早くもアテンド要員のひとりとして、参加することが決定された。社内的な配慮にも感謝しつつ、経験を積んでいきたい」。