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- 立花エレテックの2019年3月期決算(連結)によると、売上高は前年同期比2・6%増の1828億7500万円、営業利益が同3・1%増の65億9600万円、経常利益は同6・5%増で70億3300万円、親会社株主に帰属する当期純利益では同8・1%増の49億600万円となり、当期純利益以外は過去最高を更新した。
- 渡邊社長は「単体の売り上げは1366億円と、61億円の大幅な伸びを示したほか、すべての利益で単体が過去最高を更新した」と補足。
- 本紙とも関連の深いFAシステム事業は同3・1%増の1074億2300万円、営業利益は同2・6%増の48億3400万円。半導体製造装置および自動車関連の設備需要を背景に堅調さをキープした。
- 渡邊社長は「FAシステム事業は、地域サービスレベルの均一化やシステムソリューションビジネス強化の取り組みが顧客から評価され伸長した」と述べる一方「大型案件の減少を懸念している」との指摘も。
- また、半導体デバイス事業は売上高540億7700万円で同1・3%減となり、営業利益では16億円、同1・0%の微増にとどまった。
- 「全般的には好調に推移したが、米中貿易摩擦の影響から、海外は中国が昨年夏前から減少に転じ、減収となった」。
- 2020年3月期の連結業績予想では、通期で売上高0・1%増の1830億円、営業利益で同1・9%増の67億2000万円、経常利益は同0・4%増70億600万円、親会社に帰属する当期純利益では0・9%減の48億6000万円とした。