上期ベースで過去最高の売り上げ「911億400万円」達成した立花エレテック第2四半期決算(連結)

株式会社立花エレテック

株式会社立花エレテック

決算説明を行う渡邊社長(中央)

  •  立花エレテックの2022年3月期第2四半期決算(連結)によると、売上高は対前年同期比21・5%増の911億400万円、営業利益が同65・5%増の27億2400万円、経常利益で同72・0%増の30億8000万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同29・8%増の21億6400万円と、すべての指標で大幅増を達成した。
  •  渡邊社長は「売り上げは上期ベースで過去最高を達成。単体で見てもFA、半導体、施設等で高い伸びを示した。好成績の要因は、顧客のリバウンドに対応する受注能力の高まりとモノ不足を乗り切ったことに求められるが、まさにこの点が重要」と解説した。
  •  10月25日には通期予想の上方修正もなされ、売り上げで過去最高となる1830億円に設定されたことが目を引く。同様に営業利益が52億5000万円、経常利益で58億円、親会社に帰属する純利益で40億円とした。
  •  渡邊社長からは「先行きは読みづらいが、10月は予算数字を100%達成した。下半期では、モノの確保を中心とした営業活動に重心を置いていく」との補足も。
  •  立花エレテックは、9月1日で創業100周年という大きな節目を迎えた。
  •  新中長期経営計画「NEW C.C.J2200」では「モノとコトを組み合わせた商売が必要。社内実務にOA化と新しい時代を見据えた人事制度改革の実践。継続して2000億円以上の売上を獲得できる顧客基盤獲得」を掲げた。