チェックしたいオリジナルエンドミル「New Century」、ねじ切り加工の「VARDEX」
Cominixが独自性通じて新規顧客獲得へ

株式会社Cominix

株式会社Cominix

取材対応いただいた澁谷さん

Cominix・商品管理課の澁谷主任を訪ね、メカトロテックの狙いとアピールポイントを聞いてみた。


 出展の柱は、Cominixオリジナルエンドミルとして定着している「New Century」と、ねじ切りの高速化を実現する「VARDEX」の2点となる。
 「工具を取り巻く厳しい市況環境下でも、New Centuryは着実な伸びを示しており、現在、新商品を企画中。圧倒的なコストパフォーマンスの高さに加え、用途の広がりにも期待して頂きたい」「ねじ切り加工において、圧倒的なスピードを誇る、VARDEXのMACHシリーズを出展。昨年には日本人スタッフが入社したこともあり、日本市場を考慮した在庫のあり方を追求してきた」‐」と、澁谷主任はポイントを素描してくれた。
 ニッチな商材とは言え、Cominixが再三にわたって、アピールしてきた商材であり「新規顧客獲得のきっかけにしていきたい」(澁谷主任)戦略製品でもある。
 このほか、ドイツ発の旋盤用ミル機能付きクイックチェンジホルダ「EWS」、岡村精機製で3軸~5軸のCNCマシンに対応するクイックチェンジタイプのバイス「A‐ZEROsystem」、工具の刃先の状況を正確に捉えられる高解像度4Kカメラ「nano VISION」などが要チェックとなるだろう。