Skip to content
- 国際ロボット展に取材で初訪問した。
- とにかく、人の多さにびっくりする。筆者が顔を出したのは2日目の12月19日だったが、常時、人であふれかえり、ブースや通路は常にいっぱい。1日3万5千人と言うのも頷ける。歩くにも、ちゃんと前を見ていないと人にぶつかりそうになる。
- 産業用ロボットや協働ロボット、これに関連するハンドやソフトウエア・・・生産財業界からもDMG森精機が初出展するなど、従来よりも参加企業の厚みが増してきているのは論を待たない。
- 4日間で14万人を集客する力は、人手不足への対応であろう。しかも、日本においては永遠のテーマであり、自動化と言えば、ロボット化抜きには考えられない。
- 直接の取材対象としたのは、THKとシュンクジャパンの2社。前者はロボット(ハンド)に組み込まれるLMガイドやボールねじ、アクチュエータ関連がいかに活かされ、システムとして提案されているか。後者は、ロボットハンドで2500種類を数える豊富なラインアップを通じて、協働ロボットや産業用ロボットで活用されているか。
- 当たり前だが2社に共通しているのは、省人化であり、人員の再配置を含めた現場の再活用にある。
- 5キロとか8キロといった、可搬重量と言う、ひとつのテーマを取り上げるだけでも、歴史があることを知った。もちろん、安全面での対応も。
- ただ、提案する側も、活用する側も、まだまだ、道半ばと言う声もよく聞いた。特にソフトウエアに関連して。熟知する専門家は、まだ、そんなに育っていないと言うことも。とは言え、省人化、無人化、自動化の流れは押し留まることを知らない。活発な需要は、様々な難題を解決していく原動力として機能していくはずだ。