THKが12月18日から「ОMNIedge」正式受注、来年1月末から出荷スタートへ。
共同記者会見に臨んだ寺町専務(左から2番目)
- THKは12月10日、東京本社で製造向けIoTサービスの「ОMNIedge」の正式受注を12月18日から、出荷を来年1月末から開始することを共同開発したNTTドコモ、シスコシステムズ、伊藤忠ソリューションの幹部も出席するなか、明らかにされた。
- 「ОMNIedge」の開発の背景には、ベテラン職人の高齢化が進むなか「技術の伝承が難しい」、「不測の事態に備え、大量の保守部品を抱えるとコストが膨らんでしまう」といった問題があり「デジタルの力で何とかできないか」と取り組む過程で、51社に及ぶ企業でのトライアルを経て商品化にこぎつけたもの。
- 寺町専務は「当社の主力製品であるLMガイドやボールねじの見える化を図り、次いで装置内のモータやベアリングなどの他の部品との関係性を見たり、データを比較することで一歩、進んだ判断を可能とする」などと説明した。
- (詳細は本紙1月号掲載)