Zoller Japanがインターモールド大阪で初披露するredomatic600MSTに注目。
焼きばめ専用ヒーターを搭載したレドマチックがインターモールドで初登場
- ZOLLER Japanは、インターモールドで、MSTコーポレーションとのコラボレーションとなる焼きばめ専用ヒーター搭載のツールプリセッタ―「redomatic 600 MST」を初披露する。
- 自動の焼きばめ装置を搭載し、工具の測定前に、工具の焼きばめ、焼きはずし、突出し長さ調整を限りなく自動化。自動ツール段取りを可能にするのが最大の特長で「工具シャンク径φ3~φ32の焼きばめに対応し、工具の突出し長さの繰返し精度10μm以内という高精度な自動焼きばめを実現」を謳う。
- オペレーターの技量に依存しない精度の保証であり、5軸加工、金型加工、自動化された連続加工で真価を発揮する。
- 新開発されたキャリアシステムを用いた焼きばめプロセスは、制御器、電子機器、ソフトウエアなどとの連携をはじめ、連続するパラメータの監視、自動測定シーケンスによって、プロセス信頼性は高度なレベルで保証される。 「焼きばめホルダ、スリムラインの利点を最大限に活用しながら、工具長を常に高精度にプリセットし、生産効率の向上を図っていく」ことになる。
- 加熱コイルは、工具シャンク径や焼きばめホルダ、スリムラインの種類に応じて最大で7つの選択が可能。
- 「当社のソフトウエア、pilotが、どのコイルに、どのような加熱パラメータを使用すべきかを指定。続いてスリムタイプやカーブタイプなど様々な形状の焼きばめホルダ、スリムラインを完全に冷却するためのエアによる予備冷却を、加熱プロセスの直後に、加熱コイルの下にあるリングノズルを使って行う」流れとなる。
- コイル交換は、クイックチェンジインターフェースにより、迅速かつ便利に行うことができる。
- 詳細な質問、意見交換は、是非、ブースで、リアル展示会に相応しく担当者と膝を交えて行えるだろう。
- このほかでは、工具の振れ精度やボールエンドミルのR精度といった工具受け入れ検査にも対応するツールプリセッタ―「ベンチュリオン」を出展。繰り返し精度±2μmを保証し、工具の精度を損なうことのない正確なプリセットを実現していく。
自動焼きばめ装置
大阪本社のショールーム