マックスマスターに刃先強化形インサートをラインナップ‐ダイジェット工業。1月から販売スタート
ENMU-PH
- ダイジェット工業は、両面4コーナ仕様の高能率荒加工用工具「マックスマスター」に刃先強化形の「PHブレーカインサート」をラインナップした。
- 金型加工ユーザーをはじめとする、高負荷条件における、いっそうの安定加工ニーズに応えていくもので、さらなる性能向上を実現させている。
- 特長は以下の通り
- ①刃先強化形のPHブレーカにより耐欠損性に優れ、高負荷切削に対応。
- ②小型インサートながらインサート厚みを4mmと厚くし、断面強度をアップ。また、刃先形状を最適化し、幅広い切削条件下で安定加工が可能。
- ③3次元ブレーカインサートにより、刃先強度は保持しつつも、切削抵抗は従来品とほぼ同等を実現。両面4コーナ仕様で経済的。
- ④径50ミリの炭素鋼加工で、切り屑排出量Q=317㎤/minを実現。
- ⑤インサート材種は新PVDコーティングJC8118とJC7560を採用。炭素鋼からプリハードン鋼、焼き入れ鋼、鋳鉄、高強度ステンレス鋼など、幅広い被削材に対応。
- 用途は、幅広い被削材への平面、ポケット、ヘリカル、曲面、溝削り加工など。
- インサート型番:ENMU100412ZER‐PH
- インサート材種:JC8118、JC7560
- 標準価格は1180円(税抜き)
- 1月から販売を開始、初年度販売目標は1億円。