ダイジェット工業が提案する5軸加工機対応の高精度版QMマックス
MQT
- 4月18日、インターモールド大阪初日のダイジェット工業ブースに、5軸加工対応工具の新製品「高精度版QMマックス」が登場した。 開発の背景にあるのは、工程集約、複雑形状の加工などに対応できる5軸加工機の普及だ。
- 「今後、さらに広まっていくと考えられる。汎用性も念頭に置き、 3軸加工への対応も考慮した」と広報担当者は語る。
- 内容的には多方面で、好評を得ている刃高能率加工用工具「QMマックス」の高精度タイプになる。ボディーバランスを向上させ、インサートはH級をラインナップ。多刃仕様により、高能率加工が可能だ。
- マスターチップによる本体外径許容差-0・02~-0・05を実現(傾斜面仕上げ用のXPHW/T形インサート使用時)。
- 本体は切込み角度(3度、5度)を付けたタイプもラインナップし、3軸加工機でも傾斜角度の付いた複雑な形状加工が可能だ。
- インサート材種は一般鋼からプリハードン鋼、ステンレス鋼、鋳鉄と、幅広く対応可能な汎用PVDコーティング材種JC8015及び面粗度向上を可能とするサーメットCX75をラインナップしている。
- 本体モジュラーヘッドタイプ:径16ミリ(2枚刃)~径35ミリ(6枚刃)
- 本体標準価格:(径16ミリ)2万8千8百円~(税抜き)
- インサート型番:XPHW形、XPHT形
- インサート材種:JC8015、CX75(サーメット)インサート標準価格:1千6十円(税抜き) 初年度販売目標5千万円
有吉企画室長