「QMマックスシリーズ」のラインナップ拡張。12月3日から販売スタート
QMマックスラインナップ拡張1912
- ダイジェット工業は、好評を得ている多刃高能率加工用工具「QMマックスシリーズ」に、モジュラーヘッドMQT形の工具径32ミリの6枚刃タイプと肩削り用インサートZPMT‐PL形の新材種をそれぞれ追加、販売をスタートさせた。
- 前者はQMマックスの高精度タイプで、従来タイプよりさらにボディーバランスを向上させ、5軸加工機等の複合加工機にも対応。多刃仕様により高能率加工が併せて行える。インサートはH級。マスターインサートによる本体外径許容差0~0・03ミリを実現している(側面仕上げ用のYPHW形使用時)。
- サイズ・価格:MQT‐6032A00‐M16形(径32ミリの6枚刃タイプモジュラーヘッド、本体傾斜角度0度)(1形番):標準価格6万2500円(税抜き)。
- 後者は、黒皮級でありながら、底面、側面の中仕上げ~仕上げ加工まで可能なPLブレーカインサート。
- インサートの外周切れ刃を大きな曲線形状とすることでピックの重なり部が滑らかとなり、かつ、側面倒れ量0・01ミリ以下を実現できる(被削材S50C、Zピック3ミリ加工時)。
- また、インサート材種は既存の「DH102」「JC8118」「CX75」に加え、ステンレス鋼や炭素鋼、工具鋼の強断続加工に最適なPVD材種「JC8050」を追加、さらに適用範囲の拡大を図った。
- サイズ・価格:ZPMT‐PL形(ステンレス鋼・鋼用)インサート材種JC8050.コーナR0・4、0・8、2・0をラインナップ(3形番):標準価格910円(税抜き)