小径多刃の高能率加工用工具「ＱＭミル」に肩削り用インサートを追加発売‐ダイジェット工業
QMミルPLインサート
- ダイジェット工業は、好評を得ている小径多刃の高能率加工用工具「ＱＭミル」に肩削り用インサートを３月４日から追加している。名称はＱＭミル肩削り用インサートＺＯＭＴ‐ＰＬ形（材種ＪＣ８０５０、ＪＣ８１１８）。
- 開発の背景として、肩削り用インサートのさらなる加工性能向上と幅広い被削材への対応があり「主力製品の高能率加工用工具『ＱＭマックス』と同様にＰＬブレーカー採用の新インサート」となる。
- 特長は①底面、側面の荒～中仕上げ加工領域をカバーする肩削り用黒皮級インサート②外周切れ刃は、３Ｄブレーカー形状による低切削抵抗刃形と大きな曲線形状を採用し、側面加工時のピックの重なり部が滑らかとなり、良好な加工精度と倒れ量を実現③インサート材種は汎用性の高いＰＶＤコーティング材種「ＪＣ８１１８」に加え、ステンレス鋼や炭素鋼・工具鋼の強断続加工に最適なＰＶＤコーティング材種「ＪＣ８０５０」をラインナップ‐など。
- 主な用途は炭素鋼、工具鋼のほか、プリハードン鋼、鋳鉄、ステンレス鋼などの肩削り、平面削り。
- サイズ・価格は形番：ＺＯＭＴ‐ＰＬ形（ステンレス鋼・鋼用）インサート材種：ＪＣ８０５０、ＪＣ８１１８で、それぞれコーナＲ０・２、０・４、０・８を揃える（計６形番）。標準価格は７４０円（税抜き）。