ダイジェット工業が高能率肩削りカッタ「ショルダー6」発売。インターモールドでも提案
ショルダー6
- ダイジェット工業は、エクストリームシリーズの新製品となる高能率肩削りカッタ「ショルダー6」(EXSIX形)を4月1日から発売することになった。
- 建機、工作機械、金型部品(鋳物、構造物等)などの大物製品加工をターゲットとし、無垢の材料から高切り込みな荒加工と、高精度な立壁加工を可能とした両面6コーナ仕様となっている。
- 主な特長は次の通り。
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- ①切り屑排出性とカッタ本体剛性に優れ、軸方向の切込み量(ap)最大で10ミリ可能。平面削り・溝削り・プランジ加工など幅広い用途で使用可能。
- ②インサートは両面6コーナ使用可能で経済的。コーナRはR0・8とR1・6の2種類をラインナップ。厚み7・5ミリの高剛性インサートにより、荒加工領域で安定した加工ができ、さらに独自の3次元ブレーカ形状により、両面使用可能なインサートでもカッタ本体のアキシャルレーキをポジ刃形とし、切削抵抗の低減を実現。
- ③インサートの外周切れ刃軌跡を円弧状とすることで、高能率かつ高精度な立壁仕上げ加工が可能。
- ④インサート材種は、一般鋼や35HRC以下のプリハードン鋼に適し、耐欠損性に優れた材種「JC8050」と、鋳鉄および50HRC以下の焼き入れ鋼に対応する、耐摩耗性に優れた汎用性材種「JC8118」を採用。
- 4月14日から開催されるインターモールド東京に出展し、加工能率の改善を提案していく。