高能率アルミニウム合金仕上げ正面削りカッタ「FMAX」にカッタ用インサートを追加発売
FMAX
- 三菱マテリアルは、高能率アルミニウム合金仕上げ正面削りカッタ「FMAX」にカッタ用インサートを追加し、販売開始した。
- 高能率アルミニウム合金仕上げ正面削りカッタ「FMAX」は軽量化と高剛性を両立させ、従来品以上の多刃設計により、アルミニウム合金などの非鉄金属を、工具径125ミリ24枚刃にて、テーブル送り速度毎分20m以上の高能率で加工することが可能となり、自動車部品などの加工の高能率化を実現できる正面削りカッタです。
- このたび、カッタ用インサートのコーナRを追加することにより適応範囲が広がった。
- 高能率仕上げ正面削りカッタ「FMAX」の主な特長は、次の通りです。
- ①インサートのすくい面上に設けたボディプロテクタと切れ刃に向かうクーラント効果により、理想的な切りくずの排出性を実現し、カッタボディへの擦過損傷を抑制。
- ②カッタ径80ミリ以上のカッタボディは、アルミニウム合金と特殊スチール合金の組み合わせで、軽量化と高剛性を両立させ、ダブテイル拘束(逆テーパ溝形状)構造とすることにより、高速回転時にインサートの飛び出しを防止。
- ③インサートの振れ精度調整機能により、複数回の再研磨に対応した調整量を確保し、高精度なセッティングを容易に行うことが可能。
- ▼品名:高能率アルミニウム合金仕上げ正面削りカッタ「FMAX」カッタ用インサート
- ▼型番:ダイヤモンド焼結体材種「MD2030」コーナR0・4ミリ
- ▼発売開始時期:2017年4月20日
- ▼標準価格:GOER1404PXFR2 MD2030 7千500円(税込価格8千100円)