座ぐり加工用超硬ソリッドドリルシリーズ「MFE」の小径サイズ追加‐三菱マテリアル加工事業カンパニー
20180717_MFEシリーズ
- 三菱マテリアル加工事業カンパニーは、座ぐり加工用超硬ソリッドドリルシリーズ「MFE」に小径サイズを追加、販売を開始した。
- MFEは、切れ刃が先端角を持たないため、穴底がフラットになるよう設計されたドリルで、傾斜面や曲面の穴加工、さらに薄板加工にも適している、多様な加工を可能とする。工程短縮に強みを発揮する所以であり、今回、自動盤にも適した、ドリル径0・75ミリ~2・95ミリの小径サイズが追加された。 特長は以下の通り。
- ▽中心部の切りくずポケットを確保しながら、R形状にしたシンニングにより、切りくずをスムーズにカールさせ、切削抵抗を低減
- ▽異なる曲率のRを組み合わせた溝形状により、高い切りくず処理性を発揮
- ▽切れ刃コーナー部にフラットランドを設け、切れ刃強度を保持
- ▽新ドリル専用PVDコーティッド超硬材種「DP102A」を採用し、小径穴加工での低速低送り条件による耐摩耗性を大幅に向上‐にまとめられる。