ルーマドリルの新たな提案-サイトウ製作所がメカトロテックで初披露した「Shine Coating」(DLC) 「ADR-DLC/ADRL-DLC」
刃先の美しさのアピールによって、立ち止まってくれる来場者も多かったと語る齋藤専務
- サイトウ製作所がメカトロテックで最もアピールに注力したのがShine Coating(DLC)ルーマドリル「ADR-DLC/ADRL‐DLC」だった。
- 「DLCコーティングによる『輝きが加工を変える』と、色鮮やかな刃先を写真や比較動画を活用してアピールしたところ、多くのお客様が足を止めてくださり、説明させて頂くきっかけとなった」と齋藤専務は語る。
- 「今回のDLCは超硬質・超薄膜をとことん追求して、切れ刃のシャープエッジを確保し、溶着を抑制したことで安定加工と長寿命の両立を実現させている」と強調する。
- ルーマドリルADRシリーズと言えば、ATOMを代表する微小径ドリルであり、今回の新製品は、DLCシリーズとして、Φ0・1ミリからΦ1・0ミリまで、0・01ミリとびで発売を開始した。
- このほか、鋼材加工で好評の「ADR-SVシリーズ(FCSコーティング)」に同社最小径のΦ0・02を追加。極小径の世界を紹介するとともに、小径工具をメインとするATOMならではの「ガイド穴専用」「バリ抑制」などのラインナップも展示された。
- 今回のメカトロテックを振り返って齋藤専務は、「久しぶりのリアルな展示会で新製品のアピールができた。今後お客様のニーズに合わせ、サイズの選択肢を拡げて行き、選べるATOMの存在価値を更に追求して行きたい。」
- 「前回のJIMTOFを契機に社内で動画作成部が立ち上がった。ユーチューブチャンネルも開設し、動画も定期的に更新している。当社では直接お客様とお話できるリアルな展示会やデジタルの更なる活用を通じて、情報発信をしていき、より多くの方にご愛顧して頂けるようしたい」と総括した。