LMガイドアクチュエータ左右ねじ仕様「kR‐RL形」受注開始(THK)
- THKは、駆動部のボールねじ軸に左右ねじを採用したLMガイドアクチュエータ「KR‐RL形」を2月9日から受注開始した。
- LMガイド、ボールねじのコンポーネント製品をモジュール化し、コンパクト、高剛性、高精度と言う、KR形から継承した、優れた特徴を兼ね備えるLMガイドアクチュエータ。
- ターゲット市場は、主に電子部品業界や自動車部品業界等で、FA自動化工程の需要を見込んでいる。全自動ワイヤストリッパ(ケーブル端末の皮剥ぎ)の刃物移動部をはじめ、ロボットの電動グリッパ、ねじ締め機、ディスペンサなどの用途に最適だ。
- 特長は以下の通り
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- ▽1軸で左右対称の同時駆動が可能・・・左右対称に駆動できるねじ軸の採用により、開閉、把持がひとつのモータ制御で可能となり、省力化を実現
- ▽モジュール構造により工数削減と省スペース化に貢献・・・モジュール構造のKR‐RL形は、コンポーネント製品に比べて部品点数が少なく、駆動部の組み立てにかかる工数を抑制。また、1軸で左右対称に同時駆動できるという利点によって、多軸のコンポーネント製品をよりシンプルな1軸モジュール製品に置き換えることが可能となり、省スペース化にも貢献。
- ▽4方向等荷重構造でエンドエフェクタに最適・・・4方向、どこからの荷重にも耐えられる構造で、取り付け姿勢に囚われることなく、組み付けが可能で、たとえば、複雑な動きをするロボットアームのエンドエフェクタに最適。
- ▽豊富なラインナップ・・・用途に合わせて9つのサイズ形番、2種類のブロックタイプから選択可能。