注目の新製品、低透磁率「HSR-M3形」
磁場の伴う環境下で性能発揮

THK株式会社

THK株式会社

特殊環境用LMガイドは、多くの関心を誘った

他社と差別化できる製品が、顧客に選ばれる最大の理由になるだろうが、創業以来、THKの「発明品」であるLMガイドは、様々なニーズに応じて多様化し、進化してきた。
 その一例として、最近では、強磁場でも、スムーズな動きを実現する低透磁率LMガイド「HSR‐M3形」が注目を集めている。昨年末に受注スタートさせた新製品で、セミコンにも出展されていた。
 LMレールとLMブロックに低透磁率材料を採用し、磁場の伴う環境下でも製品性能を発揮していくことが可能となる。例えば、医療装置であるMRI検査装置や各種試験装置などの強磁場が発生する装置でも「HSR‐M3形」採用することで、磁場の影響を受けず、スムーズな動きを可能とする。まさに付加価値であり、他社製品とは一線を画している。
 今後の新たな差別化という点で、興味を惹いたのが、同じくセミコンで参考出展されていた高機能非磁性LMガイド「HSR‐M0形」だ。主要金属部に、高耐熱・高耐食・非磁性といった多用途を兼ね備えた「THK‐NM1材」を採用。「300℃までの高温領域で使用可能」「ほぼすべての薬剤に対して極めて高い耐食性」「極めて高水準の非磁性能力」といった特性を備える。
 ニーズによって開発テーマが設定され、製品化されていく。ものづくりの醍醐味だろう。