塗る、から、貼るへの需要喚起するタカハラコーポレーション。タイでの年間売り上げは5000万円に設定。
販売を担う提携商社のスタッフと撮影に収まる髙原社長
- タイメタレックスに日系商社とともに出展していたタカハラコーポレーションブースに髙原社長を訪ね、日本で堅調な売れ行きを示している「ビバテープ・フィルム」の手応えを聞いてみた。
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- 歩行帯、区画テープ、ディスプレイの保護・・・工場内を中心に様々なシーンで塗るから貼るへ‐タカハラコーポレーションが扱い始めてから10年が経過した「ビバテープ・フィルム」が浸透する理由のポイントは「耐久性と張替え時の手間のかからなさにある」と髙原社長は強調する。
- 一度、使えば、納得いただける耐久性と扱いやすさ、サンプルで試して、確認できさえすれば「消耗品ゆえ、リピーターが多くなってくる」のが特徴で、長く使用すればするほど、耐汚染性、耐摩耗性、耐薬品性、不燃性といった特性を体感できると言えようか。
- フィルムの基材には、独自に開発したミクロン単位の高機能層が付加され、汚れを防ぐことはもちろん、耐久性を飛躍的に向上させたり、安全かつ衛生的な特性も備える。
- 「日本はもちろん、海外でも展示会に出展するたびに多くの引き合いを頂く。現在、海外で取引のある国は、タイ、中国、韓国、台湾、フィリピン、インドネシア、マレーシアの各国で、日系商社を通じて、同行PRを交えながら拡販に努めている」と言う。
- タイメタレックスでも、来場者の関心を呼び、興味を持ってブースに来場する現地のタイ人の姿が数多くみられた。
- 「この分野のタイでの市場規模を調査している段階だが、当面の売り上げ目標は年間5000万円に置いている。展示会で頂いた質問や意見を精査し、多数の引き合いから受注にいかに結び付けていくか。商材的には、すき間産業だが、工場内はもちろん、事務所内でも建材の保護、避難誘導を補助する安全対策、磁気テープの保護、割れない鏡・・・など『「貼る』効用を挙げれば枚挙に暇がない。国を問わず、ポテンシャルは高いと思う」。
- 事実、工場を歩けば、歩行帯や区画ラインは「塗られて」おり、効用が理解できれば、「貼る」へと置き換えていくだけだからだ。 髙原社長に売れ筋を挙げてもらうと「床面の保護・美観維持、区画線などに用いられるビバスーパーラインテープ。この分野の商材の中でも、リピート率が高く、毎年、130%ずつ伸びている、成長商品だ」だと言う。まずはサンプルの入手をお勧めする。
ビバフィルム・テープは、自由度が高い
ブース来場者に商品内容を積極的にアピール