「工具寿命」で評価する大洋ツールのリピーター。JIMTOFでは「カウンターシンク」「Oリングアリ溝カッター」に好反応
渡邉部長(左)と大島工場長。来年はMEX金沢に初出展する
大洋ツールの渡邉営業部長、大島工場長を訪問し、JIMTOFでの手応えや製造面での対応、さらに来年の活動予定などを聞いてみた。
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ホームページはもちろん、インスタやフェイスブックなどを活用して、アピールする場面が増えてきた。
渡邉部長は「私は、JIMTOFを経験するのは今回で2回目。リピーターの方を中心に、関東はもちろん、西日本からも足を運んで頂くなか、カウンターシンクやOリングアリ溝カッターなどに興味を持って頂き、リアルの良さを実感した。弊社には、工具寿命で評価いただいているのが印象的」と語る。
また、大島工場長からは「インドからの積極的な来場者もいて、(工具の)図面を提示しながら、こんなのが作れないか、相談やら質問を受けたりしたことが新鮮だった」とのコメントも。
工場では自動化が推進されており、ローダーの活用頻度が高まっているが「1人で複数台持ちが基本であり、多くのアイテム数こなせることで、短納期対応にも繋がっている」と大島工場長。
「課題として老朽化更新も視野に入っている。NC工具研削盤で20年以上のものが数台はある」と機械の更新も念頭に置く。
来年の計画では、5月15日から開催される「MEX金沢2025」に初出展する。
「北陸の需要を探りつつ、地場の商社との関係を深めることができればとの思いがある」と渡邉部長、大島工場長は口を揃えた。