ユーザーテクニカルセミナー(UTS)を開催
イスカルジャパン

岡田代表
イスカルジャパンは9月12日、神戸テクニカルセンターで、製造現場の加工ユーザーを対象とした「UTS」(ユーザーテクニカルセミナー)を開催、全国からおよそ100人が参加した。今回で16回目を数える。
冒頭、岡田代表は「今日の目的はただ一つ。現場の課題を解決すること、その取り組みに関する情報の共有、そして皆様にその気づきをお持ち帰りいただくこと」と述べ、環境が大きく変化しているなか、国内製造業の生産性と収益向上に拘って活動をしていく会社方針を語った。
営業部からはトータルコストを見える化し、原価低減につなげる「TDP」(ツール・ドクター・プログラム)について、具体例を示しながら説明がなされた。
続いて、今年新たに設立された、プロジェクト/インダストリー部から、設立経緯と活動内容が説明され、その後、プロダクトマネージメント部からイスカルの高付加価値製品や最新工具について、開発コンセプトや主力製品について紹介が行われた。
セミナーのメインイベントとして、参加ユーザーの中から7社が順に登壇し、イスカル製品によって、ボトルネック工程を改善し、生産性向上とコストダウンに繋がる事例が発表された。具体的な数値を交えた発表やイスカルスタッフによる解説などに、参加者は耳を傾けた。
場所を移して行われたデモ加工では、施設内の工作機械を用いて、事例発表で採用された工具や最新工具の独創性、優位性が確認された。
セミナーの様子(イスカルジャパン)