移転した関西営業所で、バリ取りホルダのテストカット体制確立へ。5月GW明けめどに本格対応へ‐カトウ工機

カトウ工機株式会社

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テストカットを担当する志原営業スタッフ。5月から本格的な運用を開始する

昨年11月末に移転したカトウ工機・関西営業所を1月下旬に訪問し、玉置営業部長、志原営業スタッフに面談。新春話題を提供してもらった。


 中国ローカル企業の加工レベルの向上に伴い、カトウ工機に対するオファーが高まってきている。
 「中華系ユーザーへの深耕を進めるべく、商社との同行PRを終え帰国したところ。風力発電関係などの大物加工分野で、BT50番の機械を中心に弊社のタッパーの採用が増えてきた。中国製の品質の高まりを実感する一方、中国企業による東南アジアに対する工場進出が計画されるなど、新たな需要の高まりにも目が離せない」。
 カトウ工機の輸出の8割は中国で占める。
 「2020年のコロナ禍以降、中国では数多くのマシニングメーカーが誕生し、そのスピード感は目を見張るばかり」だそうだ。
 2025年を振り返ってもらうと「大口案件が少なかった」そうだが「2026年、国内は、機械設備の更新需要の波に乗っていきたい。そのための政府の後押しも期待している」と語る。
 移転した関西営業所は、JR・地下鉄新長田駅から徒歩10分。カトウタッパーのノウハウを活かしたバリ取りホルダのさらなる浸透を目指し、ロボット仕様のテストカット対応が図れる体制を整えたことも付記したい。
 担当する志原営業スタッフは「ロボットの常設は平塚本社、中部営業所に続く、3拠点目。バリ取りホルダは、受注までに時間を要するが、購入の前提となるのがテストカット。顧客との信頼関係強化に繋がるばかりか、トライアルを通じ、(バリ取りの)ノウハウ蓄積にもなる」とアピール。5月のGW明けをめどに、本格的な体制を敷いていく計画だという。
 6月のロボットテクノロジー展、単独初出展となった9月の米・シカゴショー、そして11月のJIMTOF。訴求の場も、抜かりはない。