認知度高める工具管理システムTMシリーズ。金型加工専用エンドミルミル、G-MOLDほか、多数の新製品をJIMTOF に出展したグーリングジャパン
ババツ社長
JIMTOF最終日の11月13日、グーリングジャパンブースにババツ社長を訪ねた。
「とても興味を持って来場いただき、しかも前回よりも来場者数が多い。出展して良かったと改めて思う」とリアルJIMTOFに満足の笑みを浮かべるババツ社長。
出展された新製品に目を向けると、超硬ドリル関連では「RT100XF」に3D、12Dの追加をはじめ、3枚刃の「FT200U」、近日発売予定の4枚刃「VB100P」が新たにラインナップされたほか、旋削用のボーリングシステムでは、穴加工+ボーリング加工のシステム106、108を披露した。
ねじ加工関連のPionexでは、ポイント、スパイラル、フルートレスがそれぞれ新登場し、超硬マイクロドリルではタイプN汎用で20Dが追加され、タイプVA難削材用で3D、6D、10D、15Dと相次いで新製品がリリースされた。
「新製品の中でも、特に注目して頂いたのは、金型加工専用に開発されたエンドミル、G-MOLD。高精度をアピールしている」イチオシだ。
ハイエンドな工具管理システムで、認知度を高めているのがTMシリーズ。現物確認で足を運ぶ人も多かった。新製品のTM626は、材料や部品にも対応する計量式の在庫管理システムで、昨年9月には、同社の名古屋工場に導入された。
「扉を開けて、必要とする部品を取りだすと、台帳に人物、時間、取り出した部品、個数データが自動的に記録される、両開きの扉を備えたキャビネット。この間、ソフトが、よりフレキシブルになった点も、おすすめポイント。オンラインでも、デモへの注目度が高い」と言う。