JIMTОFでは、段階的自動化提案が要チェック。好調さ持続するシュンクジャパン
Rota NCE
- 2017年は「ジャンプアップした」年として記憶に刻まれたが、今期は、さらに「上積み」を重ね、シュンクジャパンは、新たな地平に望もうとしている。
- 広報担当者は「グリッパー系は2桁の伸びで推移している。特に電動グリッパーは、遠隔で監視もできるメリットが評価され、製造ラインの自動化ニーズを喚起。ひとつのハンドで様々な場面に応じた柔軟な把持力も魅力になってきている」と言う。
- 新規ビジネスとしては協働ロボット用の引き合いが出始めた。
- 「カタログでもロボット用を充実させ、アクセサリーである手首部分を網羅した種類をJIMTОFで出していく考え」だそうだ。
- JIMTОFでは、段取り替えの改善をテーマのひとつに掲げた。
- 「現場の自動化を段階的に提案させて頂きたく ①当社の旋盤チャックの導入 ②クイックチェンジパレットシステムの導入③一部でロボットの導入-を想定している」。
- 作業時間の大幅短縮をアピールしていく提案も見逃すことができないだろう。
- 「最適な切削条件を提供できるソフトメーカーとのコラボレーション。代表的な条件と、当社のバイス、ツールホルダとを組み合わせた条件で比較。刃持ち、精度、そして作業時間を動画で見ていただくことになるが、従来に比べ、大幅な加工時間の削減を実現する。是非、ブースでご確認を」と訴えた。
- 出展新製品の関連では3点挙げてもらった。
- 「まず、パワーチャックの『RОTA NCE』。軽量化することで慣性モーメントが下がり、旋盤加工中、加減速する際に時短が可能なばかりか、速さを変える度に加工時間短縮に結び付いていく。
- 『TRIBОS ER』は、下部のコレットと一体化されており、精度出しの手間が省ける。セットされていれば、そのまま芯出しができている状態に。
- そして3点目はユニバーサルロボット用のツールチェンジャー『SHS10』。この先にハンドを取り付け、多様な仕事に対応できる。設定変更も容易だ」そうだ。
- ブースでは、「改善提案を来場者に直接、提示、体感いただくことでビジネスとしても成立させていけるようにしていきたい」と意欲を見せる。
SHS10
Tribos ER