航空機分野で1割伸長したセコ・ツールズ・ジャパン 特に翼部で高い実績積む(鶴久社長)
鶴久社長
- 2019年、ジャパンとしては、航空機分野で1割近い伸びを示したと言う。
- 鶴久社長は「実績では翼が多く、被削材で見ればチタン加工になる。機体の生産量アップによって、この分野の数字が伸びてきている」と言う。 本社も航空機分野に集中している。
- 「自動車分野では油圧系の案件が多い。カッタの種類の豊富さ、特殊仕様対応、コーナーRの多様性などは、他社の追随を許さない」と言い切る。 産業別の需要では、航空機・発電機で20%~25%、自動車は10%で、その他の部品加工分野が圧倒的の多い。
- 「別に視点で見れば、ひとつの産業に特化していないということになる。商材ではディスクミーリングが2年連続で伸長しており、値段が高いながらも、最終的には、ヘリカルカッタ、エンドミルへのオファーも高い。今後も、将来的にも残る産業へのコミット力を強化していきたい」と語る。
- 2020年の期待としては5G関連のほか、引き続き、航空機分野を鶴久社長は挙げた。