舩越広島営業所長の聞く「2024年度管内事情」 今期は航空機需要を刺激 高評価得た「SKS‐GⅡ 09タイプ」

アテンドする舩越広島営業所長
オークマ九州CSセンター(熊本)で開催されたSEKI主催のプライベートショーにダイジェット工業も出展、九州各エリアから来場したユーザーに舩越広島営業所長がアテンドしていた。
主要な製品としては、タイラードリルやストライクドリルをはじめ、エアロチッパーミニ、QMミルのほか、モジュラーヘッドとの組み合わせで多様な加工を提案する超硬アーバーの「頑固一徹」などを出展、アピールされていた。
プライベートショーに合わせた提案としては、頑固一徹をご購入頂くとご来場特典として特別価格にてご提供させて頂くという企画が目に留まり、足を止めていく来場者も。
「総じて盛況だったかと思う。弊社については難削材加工の適正工具や加工条件などの質問や意見のほか、現行工具バリエーションの追加要望といった貴重な情報も入手することができた」そうだ。
時期的には3月期末を迎えていることもあり、今期という括りで、広島営業所管轄の状況についても質問してみた。
「自動車関連は低迷を余儀なくされたが、航空機需要が高まりを見せ、この分野の売り上げが業績に寄与した」ほか「工具の使用量の多い、いわゆるボリュームユーザーを対象とした取り組みを徹底し、成果を上げることができた」そうだ。
特に航空機関連での提案で成果を上げた製品として、舩越所長は「SKS‐GⅡ 09タイプ」を挙げた。
九州エリアは総じて部品加工が多い。
「特に宮崎県は、航空機関連はじめ、部品加工の裾野が広く、潜在需要が相当高い。掘り起こしに努めていきたいと思う」と締めくくった。