会社のアンテナ役担い、喜ばれる工具の提供へ。フクダ精工・岩崎社長子息の和人氏。

フクダ精工株式会社

フクダ精工株式会社

岩崎和人氏

 

  •  1月下旬、フクダ精工の岩崎社長と子息の岩崎和人氏を訪問した。
  •  「仕掛量が前年比2倍にまで膨らむなか、マンパワーに起因する生産キャパの厳しさが増してきている。生産の遅れをいかに回復させていくかが課題になっている」と全体を俯瞰する岩崎社長。  昨年9月の台風による影響は決して小さくなかったが、全社一丸となって、復調に努め、11月には回復を見た。
  •  1月から入社3年目に入った和人氏は「朝礼後の営業の報告会に本日(1月28日)から参加することになった」ようだが、昨年6月辺りから有力代理店のサカイに顔を出すようになっている。
  •  「販売に当たる社外の方と情報を交換して、ニーズをきちんと把握していきたい。そして、さらに一歩進んで、ユーザーの声を直接、聞いていきたい」と希望を語る。
  •  会社全体の「アンテナ役」を担い、販売店との同行PRにも意欲を示す。
  •  「企画を立て、開発の方向性を模索し、具体化し、喜ばれる工具を提供していくという流れを形作っていければと思う」。
  •  受注後、製造に手配し、出荷作業にも従事する。
  •  「メルマガの発行やホームページの見直し、再検討も手掛けていき、当社とその扱い品目、特徴をわかりやすく紹介していければと思う」。
  •  今年の標語は「考働」を掲げた。考えながら働く‐和人氏の思いに通じる社内スローガンと感じた次第だ。