新三協工具販売でフジBC訪問。反応高い大阪エリア。進取の気性に富んだ試み活発
関西エリアの営業を担当する倉本氏
- フジBCの伊藤社長を訪問し、新三協工具の現状を取材した。
- 「従来からの流通への対応を基本にしつつ、少しずつではあるが、伸びてきている。東京、名古屋、大阪の3営業拠点で見た場合、大阪エリアからの反応が高い。新しいものへのチャレンジ精神に富んでいるとも言い換えられようか」。
- 昨年は切削工具の値上げが相次いで実施に及んだが「値上げせず」がPRポイントになった、とも。
- 「昨秋からエンドユーザーへのサンプル出荷等で実を結び始めてもいる。知名度が低い分、試して頂くことは非常に重要。昨秋のJIMTOFで顔を出していただいたユーザーの方からの受注も頂くようになってきている」と大阪エリアの営業を担当する倉本さんは言う。
- 商材で捉えれば、ダイヤコートのエンドミル、求めやすい価格帯のノーマルのGSシリーズとスーパーPHシリーズの動きがいいそうだ。
- 「展示会出展ごとに、件数は別として、必ず、案件が発生してくる。たとえば、グラファイトやCFRPといった被削材向けの見積もり依頼など、『果実』が期待できる関係が成り立ってくる」と倉本さんが付け加える。
- 今年は4月のインターモールド東京、秋口の名古屋のメカトロテックの出展を予定している。
- 伊藤社長は「各展示会では新製品投入の検討も行っている。特にメカトロテックは名古屋エリアという需要の高さに期待できる展示会。一歩、前進していきたい」。