今年のキーワードは海外‼️新たな商材では、ろう材の販売を本格化するフジBC技研

伊藤社長
フジBC技研の2026年のキーワードは「海外」、輸出比率を上げていくことに主眼があると言う。
伊藤社長は「従来からの中国、台湾、韓国、シンガポール、タイ、インドに加え、インドネシアやベトナムでも協力的な代理店を発掘し、アジアを中心に、既存ばかりか、新たな商材も充実させながらニーズを喚起していければと思う」。
同社の商材の柱はセミドライと切削工具関連だが、国内市場では、パイの拡大が限定的なことも、海外シフト強化の背景にあるのだろう。
「とは言え、昨年から注力している溝入れ工具のカットピアはラインナップを豊富化し、エンドミルでは、炭素鋼からステンレス鋼まで1本で対応できる新製品をリリースしていき、国内を中心に需要を掘り起こしていく施策も併せて追求していく考えだ」。
新たな商材という点で、来期以降の取り組みはどうか。
「材料関係など、川上からのアプローチを考えてきた。そのひとつの計画として、日本で残る技術とも言われるろう付けをサポートする、ろう材の販売を本格化させていきたい。顧客ごとにブレンドし、カスタマイズ化しながら、本社を起点に全国販売へと繋げていきたい」「半導体分野へのコミットも、追求していく計画で、対象のひとつがプリント基板加工。弊社がこれまで蓄積してきた潤滑技術を応用し、具体化していく計画だ」。
2026年は「海外」への影響力を増幅させながら、既存製品の充実、新たな商材への取り組みを通じて、未知なる分野も射程に入れていこうとする。注目したい。