ブラザースイスルーブは、来場者とともにクーラントの可能性追求へ。開催前日には「事例発表会」開催し、ユーザー相互間でも成果確認の場に
西社長
- 「メカトロテックでは、小規模ながらもゆとりのある、商談スペースを確保。ブースにまで足を運んで頂ける来場者は切削油への関心が高く、ニーズを探っていくリサーチの場にしたい。クーラントの可能性を追求し、新規開拓の場として活かしていきたい」と西博昭社長は語る。
- 顧客に対するコンサルティングの場としてブースを活用していく、とも言い換えられようか。
- メカトロテック開幕前の17日には、クーラントは生産性向上の「ファクターのひとつ」として、ユーザーによる事例発表会が催され、切削油に対し、相互に認識を深め、その成果をたたえ合う場が持たれる。
- 当日は
- ①トータルコスト削減
- ②工程全般の改善
- ③工具の最適化
- ④職場環境改善
- ⑤切削油の最適化
- ‐といった切り口で、ブラザー製クーラントを「素描」していく機会にもなる。普段、加工現場では、なかなか、油剤に対する理解ある回答が求められないからだ。
- 製品の動きという点で、ブラザー・スイスルーブの、ことし2月から販売スタートした新製品「ブラソミル GT15」は「計画通りに受注、採用頂いている」(西社長)。滑り出しとしては想定内のようで、油剤を切り口とした現場、特に自動盤ユーザーを念頭において、今後、訪問できる機械を見つけていきたい。
- 切削油によって、生産性、経済的な効率、加工精度等が、どのようになるか、その認識を深めていく場の重要性については、油剤業界各社共通の認識になっている。
- 事例発表会がどのようにメーカー、ユーザー双方に、また、ユーザー間に「次の展開」をもたらすか、注視していきたい。