見えてきた、引き合い→受注という、世界。4年目迎えたブラザー・スイスルーブ・ジャパンの西社長

ブラザー・スイスルーブ・ジャパン株式会社

ブラザー・スイスルーブ・ジャパン株式会社

西社長

 

  •  2016年に就任し、2月から4年目を迎える西博昭社長を訪問した。
  •  「ブランドイメージと製品力のポテンシャルの高さを考えると、さらに伸ばしていける余地は高い」と2018年を振り返る。
  •  展示会への積極参加や工作機械メーカー・工具メーカー等とのコラボレーションを活発に展開していくなかで「引き合い→受注」という「世界」が見えてきたと言う。
  •  「たとえば、昨年のJIMTОFでは、大手機械メーカーとクーラントに関してタイアップし、イベントを実施。機械メーカーも機械単体での販売から周辺機器を含めた総合的ソリューション提供の方向性になってきていることもコラボレーションに繋がってきている」。
  •  クーラントの役割と言った時に西社長のスタンスは一貫している。
  •  「日本のものづくりの現場を魅力あるものにしていく、が第一の関心事。そのためには、まず、工場内環境がきれいになることが第一歩、と考える。当社のクーラントが貢献できる領域であり、高いけれど、いいものを提供していくプロセスで、共感を抱いてくれる顧客とともに、イノベーションを追求していけるよう、奮闘していきたい」。
  •  2019年も好景気が継続すると見る。事実、JIMTOFで発表した新製品「シナジー735」は短い期間で、高反応を呼んでいるようだ。
  •  「より、きめ細かな対応と言う点で、従来のアメリカ、アジア、欧州という3大エリア制を廃止して、スイス本社が直接、各マーケットに向き合う体制に移行した。フォローの風が吹く中、更なるニーズの発掘に努めていきたい」と今年の活動を見据えた。