ワルターエワーグジャパンは、過去最高水準の受注達成。今期は、関東以北の市場開拓に注力、技術スタッフ増員も計画。

ワルターエワーグジャパン株式会社

ワルターエワーグジャパン株式会社

池田副社長

 

  • 三河安城駅徒歩圏内に本社を構えるワルターエワーグジャパンの池田潤副社長を訪問。事務所内、ショールーム拝見後、インタビューに入った。

 

  •  「ワルター、エワーグともに受注額が過去最高水準となった」と、2016年を振り返る池田副社長。日工会の受注額が落ち込み、工作機械業界が厳しい状況の中で、最高の形で前期を終えた。
  •  各機種ともに満遍なく受注があったそうだが、その中でもエワーグ製レーザー加工機『レーザーラインウルトラ』、ワルター製工具研削盤『ヘリトロニックパワー』、『ヘリトロニック・ビジョン400L』、工具測定機『ヘリチェックプロ』などが売れ筋となったようだ。
  •  「複数台の大口の注文」が好調の大きな要因となったようだが、その基礎となるのは、「製品に対する信頼、認知度、そして競争力となる。とりわけ、製品の競争力が重要。競争力なくして顧客獲得はできない」と語る。
  •  同社の製品は、サイクルタイム、生産性、品質、測定精度などの面で競争力を発揮する。
  •  また、「営業努力とともに、テストカットの機会を多く提供できたこと、加工技術・サービスのサポート面でのスタッフの頑張りも大きい」と言う。
  •  今年は「昨年の好調を維持すること」に加えて、「市場の開拓、サポート体制強化」を掲げる。
  •  拠点がある愛知県を中心に中部・東海地方では浸透しているものの、それ以外の地域での浸透には課題を抱えている。
  •  「入り込めていない地域、特に関東以北の市場開拓に注力していきたい。そういった意味では、昨年のJIMTOFは大きなアピールの場となった」そうだ。  また、「お客様に安心して頂くため、技術スタッフを増員し、技術サポート、トラブル対応などアフターサービスをさらに強化する」。こうした体制強化は、リピーターや更新需要の獲得ためにも欠かせない。
  •  今年の市況について、「米国新大統領の誕生、EU各国での選挙など外的要因が株価や為替を含め日本の経済にどう影響するか不透明」と、影響が大きい為替の動向が気がかりとなる。もっとも、「マインドの上昇という面で国内経済が良くなる状態が望ましい」。
  •  今年は、メカトロテック2017の出展が予定されている。「地元愛知県での開催ということもあり、当社製品をアピールしていきたい」と、池田副社長は語った。