差別化提案では「高精度モノの自動化」。「7月、8月で挽回できる環境が整い始めた」 三井精機工業
古川営業副本部長
- 工場を止めるな‐営業スタッフは基本的にリモートで、工場建屋進入禁止だと言う。
- 古川営業副本部長は「工作機械部門は、受注分をこなしてさえいければ、今期計画の売り上げを達成する。6月以降、動きが緩和されてきて、広島をはじめ、九州、四国の客先を訪問したが、ガスタービン関連の動きはいい」と、この間の概況を説明する。
- 7月、8月の受注活動では「挽回できる環境が整い始めた」ようだが「不要の訪問ができない場合は、保全の話を提案させて頂く。突発の機械停止を避ける予防保全であり、AIを駆使した点検システムの紹介だ」と保全内容及び費用の低減提案にも配慮する。
- 客先への新たな提案と言う切り口では、加工と測定とを自動で行い、高精度加工に活かす「高精度モノの自動化」に言及。11月には新製品の披露も計画されている。
- 「12月には、MTFとは別に、発表会を計画している」そうだ。
- MTF自体も予定通り開催となるが「川島の本社では、工作機械を出展・展示するが、名古屋、大阪ではコンプレッサのみとなる可能性もある。ただ、現状では例年通り」の計画だ。
- 受注活動は8月までが勝負だ、と古川副本部長は力を込めた。