三菱マテリアルのエリア別営業展開について

三菱マテリアル株式会社

三菱マテリアル株式会社

金子営業本部長

  •  2019年10月に組織変更を行い、商流別営業から全国を5ブロック19営業所に分けるエリア別の営業組織に切り替えた三菱マテリアル・加工事業カンパニー。
  •  金子営業本部長は「ライン改善や診断といった活動に留まらず、地域に密着し、地域の工具商社と共に営業マンの担当するエリアにどのようなユーザーがいて、どのような仕事をされているか。マーケティング活動に注力し、ポテンシャルユーザーの開拓に努めていく時期とも捉えている」。
  •  4月から本格化してくる「エリア別」営業展開では、特に若いスタッフが「変化」を感じ取っているそうだ。
  •  「組織内の風通しが良くなり、エリアの需要を吸い上げていく、そのための技術スキル向上も期待したい。また、入社3年を迎える若手教育や中間管理職のスキルアップも同時に手掛けていきたい」。
  •  新製品販売については、その比率を24%→35%に上げていく考えだそうだ。参考までに2019年度の新製品特徴を産業別になぞってみた。
  •  ▼自動車産業・・・高能率AI用FMAX、MV1020、インジェクション用インサートチップ
  •  ▼汎用・・・センタリング、旋盤/小型部品加工用ドリル、鋳鉄加工用CBN工具
  •  ▼航空機・・・難削材ミーリング用PVD工具、チタン用ミーリング工具
  •  ▼医療・・・VQ制振ラジアスエンドミル、PVDレンタルエンドミル