安田工業がJIMTOF で高精度加工の自働化を提案。オリジナル支援ソフトの提案も。
キサゲ作業を施したロゴを指し示す山本さん
JIMTOFでは「高精度加工の自働化」をテーマに臨んだ安田工業。
高橋国内営業部長は「大幅リニューアルしたYBM640Vとエロワ製ロボットとを組み合わせての、ワークの搬入出やYASDA独自の工具の摩耗状況を自動で計測する機能を体感頂いたが『工具管理は重要』との認識を深めて頂く機会となった」と語る。
自働化に絡む工具の活用を巡る話題の提供と言えるだろう。工具寿命の判断は、その後の段取りに大きく影響する。
微細加工を高精度にという観点からは、YMC650をエロワ製ロボットと組み合わせ、YASDAオリジナル操作支援ソフト「OpeNe」を活用して自働化を提案。
「最新の5軸マシニングセンタYBM Vi50は、ダイキャスト金型のみならず、航空機需要ほか、幅広い分野からの手応えを実感した」ほか「量産分野ではワールドワイドで実績を積み重ねてきたPX30iも、国内では半導体装置メーカーを中心に成果が出てくるようになってきた」そうだ。
少子化が避けられない以上、自働化は今後もテーマとなり得る。
「膝を交えて、お客さんと話ができる機会を得たが、皆さま、お元気そう。会期中、引き合いも発生するなか、入念なフォローアップの大切さを実感している」と結んだ。
最新の5軸マシニングセンタ「YBM Vi50」はダイキャスト金型ばかりか、幅広い需要を捉えつつある