鏡面加工を提案する日進工具のトライアルセット。加工後、ワークと工具を回収、観察、計測し、報告。

• 　日進工具は、インターモールド大阪で、ＰＣＤ工具、ＣＢＮ工具にフォーカスして、来場者にアピールした。

• 　中村大阪営業所長は「ＣＢＮ工具に続いて、２０１６年にはＰＣＤ工具を展示会に出展しており、この間、メーカーサイドとしても『熟成』させつつあるものの、肝心なのは使い方。温度、振動、ＣＡＭ・・・に配慮しながら、いかに使いこなしていくか。トライアルキットを提案させて頂いている狙いもそこにある」。

• 　技術フォローとのセットで営業を展開するスタンスは一貫している。否、むしろ、ここに日進工具の差別化的対応がある。
• 　トライアルキットには、荒取り用の無限プレミアムロングネックボールエンドミル、中仕上げ用にＣＢＮボールエンドミル、そして仕上げ用のＰＣＤボールエンドミルが組まれ、これにＮＣプログラムとワーク（ＨＲＣ５９）がセットされている。
• 　「加工後、トライされたお客さんからワークと工具を回収させていただき、当社で観察、面粗度等測定して、報告させていただく。使い方ひとつで、鏡面加工の世界が広がっていくことを実感していただければ」と中村所長は訴えた。
• 　ブースにはＰＣＤ工具による加工サンプルが展示されていたが、その「鏡面性」には、いつもながら目を見張るものがあった。

中村大阪営業所長