セラティジットジャパンが、今期着実に9億円突破の売り上げ目指す

有限会社CERATIZIT Japan

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事務所は和気あいあいとした雰囲気が漂う

 

  •  2月決算後の3月の売り上げが急増、月間売り上げでは歴代3位‐という、今期の滑り出しの好調さを口にする馬場雅弘社長。筆者が訪問した4月20日という日も、夕刻近くになってから、注文が殺到し、発送に大わらわ。この日から勤務となった女子社員も、当然のように駆り出されたそうだ。
  •  「いろんな日があるので、一概には言えないが、今期は売り上げ9億円超えを着実にこなしていきたい。新人スタッフを増員し、将来の幹部候補も戦力に加えられるようにしていくためにも、『原資』を確保していく必要がある」との、ジャパンの体制づくりが本格化してきている。
  •  「リピーターからの量的拡大が期待できるほか、今期は大手ユーザーからの受注も見込める。新規への目線としては、超硬、セラミック、炭素繊維といった素材の変化に着目し、多様な提案を試みていきたい」。

 

  •  ボリュームの大きい需要層である切削工具分野も、勢いは継続している。
  •  「当社が賛助会員として加盟している機械工具工業会のEMOショーツアーでは、当社グループのオーストリア工場の視察が盛り込まれ、私がアテンド要員として、お迎えすることになった」との話も。

 

  •  筆者がセラティジット・ジャパンを訪問するようになって、およそ10年が経過するが、売り上げで見れば、4億円から2倍以上の水準に到達している。顧客を巻き込んだ提案を今後も期待したい。

 

在庫の状況

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