松本機械工業の進化する自動段取替ロボットシステム「Smart Terrace AIO」。ワークに合わせて3セットラインナップ。 自動化促進狙い、トレーを6段仕様に設定

松本機械工業株式会社

松本機械工業株式会社

MEX金沢に出展された「Smart-Terrce-AIO」

松本機械工業の自動段取替ロボットシステム「Smart Terrace AIO」(以下AIO)の「進化」について、このほど、本社やMEX金沢出展ブースを訪問し、ヒアリングを行い、紙面化することにした。

 初日のMEX金沢ブースに顔出しすると、桑本営業部長から「本社には大きさ違いで(AIOが)あと2セットあるので、見に行っていただければ」と声がかかった。
 翌日、確認方々、奥野開発部長を訪問。導入事例が徐々にではなるが増えつつある現状に触れてもらいつつ「終業後の17時から翌朝の8時までの自動化を促進する狙いから、トレーを6段仕様とし、ストック量を増やすとともに、このほど4キロハンドを開発し、従来のロボットでは難しかった6インチクラスの爪の交換を可能にした」ことが、新たなポイントになると言う。
 異形材が多く、クランプの安定しなかった、ある導入ユーザーの事例紹介では「一度、立ち上がってからは、金曜日の夕刻にセットして、日曜日の夕方までロボットが働いてくれている。おかげさまで、半年間で一番の稼ぎ頭になった」との、嬉しい評価が寄せられているそうだ。
 今後の開発の方向性では「やはり、他社との絶対的差別化を追求したい。そのひとつとして、ロボットハンドの中にスケールを組み込み、効率化に寄与していくことを念頭に置いている。計測レベルは+-4ミクロンレベル。要望を精査しながら、今後、リリースしていく考え」と奥野開発部長は意欲を語る。
 昨年5月からは自社工場内でも「AIO」を活用、夜間無人運転で成果を上げている。

大きさ違いで総計3セットラインナップされている
大きさ違いで総計3セットラインナップされている