メックス金沢で、人手不足への対応訴えた松本機械工業。無人化ニーズへ対応する

松本機械工業株式会社

松本機械工業株式会社

人手不足への対応を訴える松本社長

 

  •  メックス金沢に出展していた松本機械工業ブースを訪問し、松本要社長に取材した。

 

 

  •  人手不足への対応が日々、切実になってきている。
  •  「照応するように、無人化ニーズが益々、高まっている。ブースでは、ロボットと組み合わせた段取りの自動化をアピールしているが、さらにニーズが高まっていけば、AIの進展にも期待できる場面が出てくるかもしれない。そんな事態に直面したとき、当社も追随、対応できるようにしていきたいと考えている」。
  •  クイック・ジョー・チェンジチャック(QJC)の活用については、ブースでの実演通り、同社がロボットハンド開発(LC‐8、SHHL‐4)まで踏み込んだ、爪の自動交換を目の当たりにすることができた。
  •  「チャックの活用についても、標準の仕様ではご満足いただけない場合がほとんどで、『システム』としての機能性が求められる時代に入っている」。
  •  別言すれば、1社ではなく、周辺の分野との連携が不可避になってくるということだろう。
  •  「ワークショップでは、『人手不足解消に向けたご提案』と題し、関東、中部で活躍するシステムインテグレーターの方を中心に来場いただき、周辺装置とどのように組み合わせ、エンドユーザーの現場で、システムとして、どのように構築できるか。さらなるアライアンス追求の一歩にしていきたい」と語るとともに「当社も社内でロボットを活用し、省人化を推し進めている、システムインテグレーター。今後の柱として育てていく」との考えも改めて示した。