スタッフに働きがい改革を説くケミックの蓼沼社長 製造と販売における自動化追求も
現場の意見に耳を傾ける蓼沼社長
- 2021年度はケミックにとって53期となるが、コロナ禍前の51期の社内指標を「100」とすると「95」まで押し戻していく計画のようだ。 復活しつつある既存ユーザーからの受注 蓼沼社長は「既存ユーザーからのオーダーは戻りつつあるものの、地域によっては、PR自体の厳しさに加え、PRの場では時間の制約を受けたりするなど、リアルな提案には、限界が生じている」と語る。
- ただ、多少ではあるが新規顧客も増えつつあり、弱含みとは言え、明らかなマイナス要因はない。
- 6月には社員面談を実施し「働き方改革」から「働きがい改革」を説いて「どこにいっても、使える、と思われる人材になれ!」とハッパをかけたそうだ。
- ものづくりの自動化と言うテーマでは、AIによる製造計画の管理システムやオンライン上での(バーチャル)展示会の開設、IoTの活用によるユーザーの使用状況が管理できるシステムの構築等を順次、取り入れていきたい考えも。
- デジタルの分野では、今年3月からは全面リニューアルされたホームページが披露された。
- 「専業である水溶性切削油剤を中心にしつつ、金属加工をトータルにサポートしていく、当社の意姿勢が明瞭に把握できるよう工夫したつもり。是非、ご活用を」と訴える。