「微小径ドリル=アトム」を中部市場でも浸透へ
サイトウ製作所の青木技術営業部長訪問

株式会社サイトウ製作所

株式会社サイトウ製作所

青木部長

サイトウ製作所のメカトロテックブースに青木技術営業部長を訪ねた。
 会期中を振り返ってもらうと「新製品はないですか?」との関心を抱いて、来場したリピーターが多かったと言う。
 「従来にはない、弊社製品への期待の高さを実感した。アテンドでの実感では、オイルホール付きのロングドリルが注目されたと思う」。
 サイトウ製作所の標準品では、ルーマドリルはφ0・015~φ3で、ストレートドリルではφ0・3~φ13までをラインナップ。刃長についても、ショート、セミロング、ロングと豊富に品ぞろえしている。
 「小径の分野では、オイルホール付きの需要が高い。サイズ的には最小径で0・5ミリ、総合的に見れば、1ミリ付近へのニーズが高かった」ようだ。
 「L/D100とか、L/D200といった、深穴に対応する、超ロングドリルの展示を今回もさせて頂いたが、微小径=アトムとの認識を中部エリアでも浸透させていければと思っている。エンジンやトランスミッションなど、ガンガン削っていく需要ばかりではないと捉えているからだ」と語る一方「高硬度材、脆性材といった、今までフォローできていなかった分野に特化したバリエーションの拡充も、弊社では課題に挙がってきている」と新たな取り組みについての具体化方針にも触れてもらった。